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『統計でウソをつく法』の感想

この本。

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

気づき

  • データには往々にして偏りがあるので注意!
  • 代表値は平均と中央値と最頻値があって、どれが使われているか注意が必要!
  • 小さい数字など、外れ値に注意する!
  • グラフは作者の意図が隠れているから注意が必要! → 間隔など、騙されないように!!
  • ピクトグラフは累乗になりがちなので注意!!
  • 数字のこじつけに注意!! → 単にデータが揃うようになっただけなのに、「増加した」のようなもの(犯罪者数とか、罹患者数とか)
  • 因果の逆転はおこりがちなので注意! → 因果の逆とか第3の要因とか。

統計のウソを見破る5つの鍵

統計のウソを見破る5つの鍵として挙げられていた5つの事項

  • 誰がそういっているのか?(統計の出所に注意)
  • どういう方法でわかったのか?(調査方法に注意)
  • 足りないデータはないか?(隠されている資料に注意)
  • いっていることが違ってやしないか?(問題のすりかに注意)
  • 意味があるかしら?(どこかおかしくないか?)

感想

まず、これが1968年に書かれたことが衝撃だった。全然人類は進歩してないなーという気になった。
得てして数字に苦手意識があって、データに騙されがちなので、非常に参考になった。
統計のデータやグラフを見たときの勘所をもっと養っていきたい。

TO DO

  • 統計の勉強をする

昔読んだ

データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)

データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)

が良さそうなので、改めて読もうと思う。