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『男しか行けない場所に女が行ってきました』の感想

メモ

  • 女性ライターが風俗店など、男性が行くお店、を見て、どう感じたかを書いている
  • 当然女性も性欲があるが、公的?にそれを発散させられるお店等はほぼない
  • 女性は商品として男性から消費されてしまいがち

感想

貴重な本だった。作者がエロ雑誌のライターさんであることから、一般の方々よりも抵抗はあるのだろうけど、それでもこのような感想を持つのだから、況や一般の方をやって感じだった。
男尊女卑の社会、女性がサービスを生産し男性が消費する社会、は残ってしまっているのだろう。
正直なところ、あまり実感が持てていないのと、今の20代以下の世代は、男女平等が割と根付いている気がする。
男女雇用機会均等法とかがあるが、「こんなの当たり前やん」と思っているし、そもそもなんでこんな法律があるんだろう(わざわざ法律で作らないいけないほどの状況だったのか)と思う程である。
作者がおっしゃるように、女性の行き場のない感情をぶつける先が必然的にある社会になれば良いなと思う。
現状そのために何ができるのか分からない。
性的な面で言えば女性用の風俗など安直なところにいってしまうけれど、そういうことではないのだと思う。
もしかしたら、ディズニーやジャニーズ等々は一種の装置として機能しているのかもしれない。