『How Google Works』の感想
How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス) 私たちの働き方とマネジメント (日経ビジネス人文庫)
- 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ,土方奈美
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/09/02
- メディア: 文庫
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何のためにこの本を読むのか(学ぶ意味は何か?)
メモ
本当に大切なのは、すべてわかったと思った後に学ぶことだ」
は示唆的。まず現代は変化が激しいので、すべてが分かった気になることもあるが、そんなことはない前提で、なるべく早くプロダクトを出して、市場からフィードバックをもらい、カイゼンするサイクルを回さないといけないと再認識した。
スマート・クリエイティブはリストの一番上に文化を持ってくる。実力を発揮するには、どんな環境で働くかが重要だとわかっているからだ。
ベンチャーに入って2週間経った。まだ文化と言われるものはなく、これから作っていくフェーズである。10人くらいの企業なので、自分の考えが色濃く反映されると思うので、様々な事例を学び、周りの意見を聞いて、企業に合った形に集約していく。
「一番大切なことは何か」「行動や意思決定の方法はどうあるべきか」も大事なポイントになる。
「異議を唱える義務」
これはすごいなって思った。取り入れたい。
- 面接で「最近何に驚きましたか?」って聞いてみる。または、「最近ワクワクしたことは?」も良さそう。
キャリア計画をつくるための簡単なステップを紹介しよう。 まず、現在ではなく五年後の自分にとって理想の仕事を考えてみよう。どこで、何をしていたいか。いくら稼いでいたいか。仕事内容を書き出そう。たとえばその仕事を転職サイトに載せるとしたら、どんな説明になるだろう。今度は時計の針を四~五年進めてみよう。あなたはその理想の仕事に就いている。その時点の経歴書は、どんな内容になっているだろう。その理想の職に就くために、その間あなたは何をしたのだろう。 理想の仕事を念頭に置きながら、自分の強みと弱みを評価してみよう。そこにたどりつくために、どんなスキルを磨く必要があるのか。この作業には他の人からのインプットが必要だ。上司や同僚の意見を聞いてみよう。最後に、どうすればその仕事に就けるのか。どんなトレーニングや実務経験が必要だろう。
→5年後はIoT業界でポジションをとれていたいし、マネジメントを経験したい。東京か海外が良い。年収は3,000万円を目指す。営業リーダー?部長?的な役割になるだろうか。業界理解、IT理解、英語力、戦略を考えられる力がもっと必要になる。
- 議論で「どちらも正しい」と示すことは大切。
感想
社員全員が「顧客」の成功を最優先に行動することを考え、突き詰めている。
私のいる企業もサブスクリプションモデルでサービスを提供するので、見習う。
TO DO
- 会社にとって望ましい文化を考える
- 自分のキャリアを上司に話、アドバイスをもらう
『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』の感想
サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
- 作者: ティエン・ツォ,ゲイブ・ワイザート,桑野順一郎,御立英史
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何のためにこの本を読むのか(学ぶ意味は何か?)
- サブスクリプションのモデルを知り、実務の理解を深める
メモ
- ハリウッド型ビジネス → Saas。巨額の費用を投入して、うまく行けば回収できる。
- リアル店舗でこそ、他の場所では決して得られない体験を顧客に提供することができる。Eコマースから、リアル店舗への流れになる。リアル店舗でショーウィンドウして、ネットで買うではない。
→ リアル店舗はネット店舗の拡張スペースの位置づけてある。
アマゾンとウォルマートの戦いは、Eコマースと伝統的小売りの戦いという枠組みで語られるが、それは間違った二分法である。正しくは、 顧客から発想するビジネスと製品から発想するビジネスの戦い である。顧客と継続的な関係を確立することをめぐる2つの方法のせめぎ合いだ。筋書きを逆にして、まずデジタル体験、次にリアル店舗の建設、という順序に変更することが求められている
→ 発想の拠点の問題である。どんな人か分かる顧客に対するアプローチ方法の問題。
→ 顧客をサブスクライバーとして、関係を継続し、互いにメリットを分け合うパートナーになる必要がある。
実用最小限の製品」(MVP)と呼ばれるだろう(第 10 章で詳しく説明する)。 この呼び方にはどこか顧客を小馬鹿にしたような響きがあるが、実は非常に重要な考え方だ。とにかく市場に何かを投入しなければ、企業は顧客からフィードバックを収集することはできず、事業の継続と改善のためのデータを得ることもできない
→ まずはサービスをベータ版で提供したい。
グレイズはフォーカスグループ・インタビューも、電話調査も、ユーザー・インタビューも行わない。そもそも、ヒット商品を生もうとしているわけでもない。なぜか? 顧客に提供するサービスに市場調査がすでに組み込まれている
→ この発想はなかった。サブスクライバーがどのようにサービスを利用しているかを把握することで、調査できる。
問題は今日、ほとんどのメーカーが顧客との関係を掌握していないということだ。掌握しているのはチャネル——おそらく小売業者であり、卸売業者だ。しかし、製造元であるメーカーがエンドユーザーと直接の関係を確立しようとしてゴソゴソ動き始めると、卸売業者が心穏やかでいられなくなるのも事実だ。
→ これもちゃんと分かっていなかった。メーカーのマーケは、顔が見えない集団に対して、ペルソナとかを設定するだろうけど、あれやこれやを考えている。対してSaasモデルになると、実際の一人一人が見えるに近づく。
- いかにニーズに応え、誰に必要とされ、なぜ求められるのかを考える。
顧客は2つのことを知りたがる。第1に、この会社と組めば自分の仕事や事業にどんな影響があるか? 第2に、こちらのほうが重要だが、他社はどんなふうにやっているのか? したがって、営業活動は顧客に教えるという意味合いが大きい。その意味で、「わが社にはあなたと同じようなお客様がたくさんおられます。サービスについて細かいお話をする前に、お客様と同じ業界で他の企業が実行していることから学んだベンチマークとインサイトについてお話しさせてください」と言えるようにしておくことが重要なのである
→ 胸に刻みたい。
私たちの言うサブスクリプションは、常に変化する顧客ニーズに対応するためにアップグレードやサービスの追加で顧客価値を高め、顧客の利用状況などによっては解約を防ぐためにダウングレードを提案する。また、顧客の都合でいつでもサービスを休止・再開できるような選択肢を提供しながら、一日でも長く利用し続けてもらうための施策を打つことにより収益化するモデルである。これは単なる月額課金とは異なる。
感想
面白かった。顧客が自社サービスをすることで利益を享受し、自社は安定的に利益を享受する、って感じで当たり前だけど難易度は高く面白いなと思った。
少しサブスクリプションに対する理解が深まった。実務もこのモデルになるので、理解を深めたい。
TO DO
- サブスクリプション型の企業を調べる
『できるYouTuber式 Excel 現場の教科書 できるYouTuber式シリーズ』の感想
できるYouTuber式 Excel 現場の教科書 できるYouTuber式シリーズ
- 作者: 長内孝平
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2019/02/01
- メディア: Kindle版
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何のためにこの本を読むのか(学ぶ意味は何か?)
- Excelの知識を整理するため
- 実務での情報整理を効率的にするため
メモ
- 3章の10「重複するデータをユニークなものに置き換える」は非常に参考になった。
感想
良い本だった。久しくエクセルを触っていなかったので良い復習になった。
ただスプレッドシートでやったので、一部できなくて残念だった。補助ページがほしい。